独りぼっち

独りぼっちの運命なの

あの子みたいに可愛く無いし

あの子みたいに綺麗じゃ無いし

ぺちゃパイだし

女として価値なんか無いの

独りぼっちの運命なの

どんなに寂しくても

どんなに涙がとまらなくても

睡眠薬の飲み過ぎでむくんだ顔が鏡に写る

化粧をして綺麗な服を着て、店に出て色んなお客に可愛いと言われても

そんなの嘘の姿なの

知っているの

すっぴんで鏡に写る私は女でも何でも無いわ

でも一度だけとても昔に、それでも女だと感じた事があったの

思い出すと泣けてくるぐらい

本当に愛された時よ

私にも生きる権利があると解りたいの

だれも解らせてくれなくても

夢に出てくる彼にも彼にも彼にも助けてなんてもらえない事解っているの

隣の部屋に眠る彼にさえ助けてもらえない事解っているの

だって私価値が無いもの

だけれど人間なの

生まれて来てしまったの

神様

独りぼっちでも生きていけるよね?

本当は嫌なの

絶対に独りぼっちなんて嫌なのよ


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